スポンサードリンク
自然食・玄米 陰と陽(3)
次に食物における「陰」と「陽」の見分け方について述べることとする。
@「カリウム」と「ナトリウム」:人間の体の細胞の「カリウム」と「ナトリウム」の比率は5:1であり、この比率で食事をとることが自然で体に一番優しいといえる。玄米はまさにこの比率の食物であるため、重要視されているのである。カリウムが「陰」でナトリウムが「陽」である。
A葉のものと根のもの:地上に実るもの、また温暖な気候でとれる育ちが早く水分の多い葉ものが「陰」である。反対に地中に実る、寒冷な気候でゆっくりと育つ水分の少ない根菜は「陽」である。
B大と小:同種類の食物の場合、大きいものが「陰」、小さいものが「陽」である。例えばじゃがいもでいうと、大きい方が陰性と判断するということである。
C生のものと加熱したもの:生のものが「陰」、加熱したものが「陽」である。同じ食物でも加熱することで陽性に変化するが、本来もっている陰と陽を逆転させるほどではない。
東洋医学では「病気は陰陽の乱れ」と言われている。生きていくために食事は必要不可欠である。その食事に「陰と陽」のバランスを理解し取り入れることではじめて、健康な体を維持できるといえるであろう。
--------
スポンサードリンク
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://pieroworld.net/mt/mt-tb.cgi/3060