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自然食・玄米 玄米の炊き方(1)
「玄米菜食」はお米や野菜など素材の味を楽しむものといえる。ここではおいしい玄米を食べるために、玄米の炊き方について考えてみよう。
まずは玄米を上手に選ぶことが大切である。玄米は籾から取り出したままの米なので、表皮は淡い土のような色で、固く艶々している。無農薬有機栽培や自然農法など手間ひまかけて育てられた、実入りの良いものを選ぼう。籾殻の多いもの、緑色がかった未熟な青米が多いものは避けよう。
次に玄米を炊く準備である。
@洗米:玄米は太陽・雨・風にあたりながら約20日間自然の中で干されるので、丁寧に洗米しなければならない。注水しながら静かに玄米をかき回す。中心に浮き上がってくる籾殻や実が入っていない米を取り除き、玄米を割らないように静かにもみ洗いをする。水が澄んだようになるまで、水を入れ替えながら繰り返し行い、ザルにあげて水気を切る。
A吸水:玄米がかぶるくらいの水(2割増し程度)を入れ、約2〜4時間水に浸す。
いよいよ玄米を炊いていこう。現在では玄米が健康食として注目されていることもあり、以前よりも手軽に炊けるようになってきた。圧力鍋、玄米モードのある炊飯器などを使う。
@圧力鍋を使う:玄米1に対して、1・2倍くらいの良質な水を用いる。ここでポイントになるのは粟国の塩などの自然塩を一つまみ加えることである。玄米はほんの少量の塩を加えることで、本来持っている旨みをより引き出すことが出来るのである。これは炊飯器で炊く場合も同様である。
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